取り留めなのない雑談です。(いつもそうだけど)


子供の頃は苦手だったのに、大人になったら好きになったものが結構ある。


ブラックコーヒーもその1つ。


子供の頃はどうしたって飲めなかった。

なんのために飲むのか意味不明だった飲み物。


コーヒー牛乳もカフェオーレも嫌いだった。

23歳くらいまで全然ダメだった。


唯一飲めたのは、スタバのなんちゃらフラペチーノ位。

コーヒーの原型(?)をとどめてないくらい加工されてないとダメだった。



何故飲めるようになったか。


私はコーヒーは嫌いだったが、カフェは昔から大好き。


23くらいの頃、上島珈琲店でアルバイトを始めた。


その時の店長が差し入れでケーキとブラックコーヒーを毎回くれたのだ。



…私はどっちも苦手。

ケーキも食べられないし(生クリームがダメ)、ブラックコーヒーも飲めない。



しかし、私が喜ぶと思って店長が差し入れてくれたもの。


その厚意を無下にするわけにはいかない…!と必死になって流し込んだ。


甘ったるいケーキをブラックコーヒーで強引に流し込む日々。


数日経って、私の口の中に変化が訪れた。


…甘いケーキの後に苦味走ったブラックコーヒー…お、美味しい…!!合うじゃないか…!

なるほど、甘いものとコーヒーの組み合わせが好まれる理由が今わかった…!!!


と。


それ以来、甘いものを食べる時はコーヒーが欠かせなくなるほどに好きになった。

ブラックでもガブガブ飲めるようになった。


何故か砂糖とミルクが入ったのは未だにダメ。

ブラックか、やはりなんちゃらフラペチーノ位甘いものでないと飲めない。



そしてケーキはついぞ克服出来なかった。


絶対に食べられない。


ケーキもそうだし、シュークリームやプリンなどもダメ。

生洋菓子全般苦手なのだ。



その他にもパクチー、甘酒など克服して大好きになったものがまだまだある。



コーヒーが飲めるようになって何より良かったのは、不便でない。


もてなされる際に、コーヒーしか出てこない時など飲めて良かったなと思う。


高校生の時、友達が「アイスコーヒーブラックで」と頼んでいた時は度肝を抜かされた。

高校生なのに?コーヒー?しかもブラック???

なんてかっこいいんだ…!モノホンの大人だ…!と思った。


もう30をとうに超えているが、ブラックコーヒーが飲める自分がお気に入り。








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